比古地朔弥(ヒコチ・サクヤ)ブログ

漫画家、比古地朔弥(ヒコチ・サクヤ)のお仕事告知、宣伝の専用ブログです。

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電子書籍と紙の本

今日は絶対コラム記事を書かねば、ヤバイ。明日から毎日なんかしら予定が入っていて、外出すると気が散ってしまう。でも今日も今日とてバタバタし、まだ一行も書けてない。胸がザワザワキュウキュウして集中もできない。執筆離陸作業と、心を落ち着かせるために、ひと日記書こう。

電子書籍、電子出版に紙と本屋が食われるか?みたいなニュースを見た。KindleやiPadの登場、雑誌はもう立ち行かなくなっている、との声がいよいよ高まっているらしい。本が売れなくなっているのも漫画家として実感はするところ。そんな中、自費出版の本をだすなんて酔狂もいいところかもしれん。何回も続けられるもんじゃないだろうな。

電子か紙か。描き手としてと読み手としての自分では意見が違う。
読み手としては、情報系以外は紙じゃなきゃヤダな。いちいちパソコンを立ち上げるのはめんどくさいし、寝っ転がったりしながら読めないのも不自由。携帯だとパケット料が気になってゆっくり接続する気にはなれないし、自分がKindleやiPad的なものを買うことは、当分無いと思う。何より、電子画面で読んだ事ってなんか感覚的に遠い。感性的なものが心に残りにくい印象。漫画とか、読んだ気がしないもんなあ。慣れもあるのかもしれないけど。

調べものや取材は、ネットが便利で収集に場所を取らないのがやっぱり良い。でも絵を描くときは結局紙にプリントアウトする。このインク代がけっこうバカにならないのが悩みどころだったりする。

描き手としては、電子配信が始まって良かったなと思う。書店の席取り競争でなかなか勝ち残れない自分としては、いつでもいつまでも作品発表売買を続けてくれる電子はありがたい存在だ。利率も良いしね!電子配信されている自分の作品全て良い旨味がでている訳じゃないけど、一部、まずまず成績良かったりするのです。
かといって、紙の本にならなかったらそれは淋しい派。最終理想目標としては紙に価値があるタイプだな。

良く言われることだけど、うまく住み分けをして欲しい。陣取り競争で相手を食いつぶすことに専念はしないで欲しい。(余談だけど、DVDに今一馴染めなくてVHSを愛用し続けている私としては、ビデオが消滅しないかとヒヤヒヤしてる。ウチはケーブルTVだから、地デジ化は当分しないつもり。)

しかし、これからは電子出版の時代だワー!とか言っているのは、極一部の人間だけな気がする。ついていけない人々の方が多いのではと思うよ。実際、電子書籍で成功しているのも限られたジャンルだし。

秩父のガイドブックを作って二年目だけど、アナログじゃないと通用しないことの方がなんと多いかとしみじみ痛感した。アドレス持っていてもメールちゃんと使わない人(特にパソコンの)けっこう多いし、ネットのHPなんてどれだけ廃墟になってんだって感じ。そしてネットに出てない情報の多さ。ネットで調べものばっかりしてると、そこに全て何でもあるような気がしてしまうけど、見えない部分の方が圧倒的量なのだと改めて思い知らされる。逆にネットをまったく見ない人にとってはそこにどれだけのことが書かれていても、まるで幻の存在しない世界のようだ。

年齢層の高さや田舎だからもあるだろうけど、若い人でもパソコンまめに開けてない人は珍しくない。全国で考えたら秩父だけのことじゃないはず。世代交代でまた変わって行くだろうけど、少なくとも今はこっちが日本の実態なんじゃないのと思うよ。

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  1. 2010/04/21(水) 20:00:16|
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